施工管理者の仕事  Ⅲ

設計図や仕様書の品質を満たすため、品質評価の試験を行ったり、工程ごとの品質や出来形を確認したりするのが品質管理の主な業務です。品質管理で主に行うことは、工程ごとに「写真を撮って証拠を残す」こととなります。

品質管理で撮影するのは、各工事の施工段階及び工事完成後明視できない箇所の施工状況、出来形寸法、品質管理状況、工事中の災害写真等をなど多岐にわたります。実際の工事では、施工の進行過程の確認や品質を満たしているかを確認し、その証拠を写真に残してから次の工程に移ります。

写真撮影をする際は、品質を証明できる写真、かつ設計書や仕様書にある条件を満たしているかがわかる写真であること、といった原則がありますので、一定レベルの写真撮影のスキルも必要となります。


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